第10号(P.6)トルコ 数十万人の労働者がメーデーに決起
今年、トルコでは厳しい弾圧体制を打ち破って全国数十万人規模のメーデーが闘われました。その先頭に立ったUID-DER(国際労働者連帯協会)から動労千葉に寄せられたメーデーアピールの訳文を、動労千葉の了解を得て掲載します。(事務局)
動労千葉のみなさんへ
みなさん、お元気でご活躍のことと思います。
日本の資本家階級は、労働・生活条件、さまざまな活動、そしてみなさんのような闘う労働組合に対して激しい弾圧を加えていることを知っています。
これは日本に限られたことではなく、全世界で進展する攻撃の一環です。
トルコでも私たちは同じ攻撃下にあります。その上、トルコの支配者どもは絶大な権力を手にし、激しいワンマン支配の確立に向かっています。
一党独裁政権の推進を決定づけるために、彼らは緊急に総選挙を強行しようとしています。この選挙は、現在の非常事態を解除するなどの見せかけの試みさえ行わず、超弾圧体制の中で行われます。選挙は非常事態宣言下で行われるのです。支配者の「勝利」は約束されており、選挙後の社会経済圏においてより抑圧的な手法や攻撃を実行する意思をむき出しにしています。
こうした状況下で私たちはメーデーに立ちます。労働者階級が声を上げる時であり、私たちは労働者階級に応えるべく全力を尽くします。
この機会に、みなさんのメーデーに心からのご挨拶と連帯の気持ちをお送りします。
メーデー万歳! 労働者階級の国際的闘いと連帯に勝利を!
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