第17号(P.1~2前半)海を渡り星野詩画展が大成功 韓国・テグ
1月19日、韓国・テグ(大邱)で「反戦・平和運動家、良心囚 星野文昭釈放を求める韓日連帯決議大会」として星野文昭さんの絵とお連れ合いの暁子さんの詩による詩画展、暁子さんの講演会が行われました。昨年の8・6ヒロシマ大行動で団結を深めてきたテグのイドクチェさんが代表を務める「教育空間ワ」の主催です。テグMBC(韓国文化放送)も取材に訪れて、夜のテレビニュースで大きく報道されました。
集会では韓国語ナレーション付きの星野ビデオが上映され、暁子さんが通訳込みで1時間にわたり講演。
沖縄闘争と渋谷闘争、暁子さんと文昭さんの出会いと闘い、絵の意味、釈放をめぐる攻防など、星野闘争の全体像とお二人の生き方が伝わったと思います。「結婚するまでにどういうお付き合いをされたのですか」「韓国もベトナム戦争に参戦し多くの若者が死んでいった。そうした状況の中で闘った星野さんとの連帯は深い意味があると思う」「日本の良心囚の現状は? 韓国の運動に要請はありますか」など活発な質問と討論が行われました。
また、イドクチェさんから星野暁子さんの闘いへの敬意と連帯を込めた「応援牌」が授与され、四国地方更生保護委員会への嘆願書も手渡されました。
翌日はTHAAD(高高度迎撃ミサイルシステム、サード)配備に反対して闘うソンジュ・ソソンリを訪問。ソソンリの映画を鑑賞し、映画に出てくるハルモニとも交流し、大いに励まされました。
星野闘争は、安倍による改憲・戦争に向けた韓国への排外主義を突き破り、日韓連帯・国際連帯の力強い発展をつくりだしました。この力で必ず星野さんを取り戻しましょう。
(広島連帯ユニオン・宮原亮)
写真は上から
①前列中央が応援牌を持つ星野暁子さん。その右がイドクチェさん。(1月19日、全教組テグ支部集会室で)
②詩画展のポスター
③テグMBCニュースで大きく報道された
④絵画展を見る人たち
⑤ソソンリでサード配備に反対して闘うハルモニ(右から3人目)と交流
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