第16号(P.1)外国人を収容するな! 難民を認めろ! 12.23東京入管に抗議デモ

「改悪入管法粉砕」「生き抜いて共に闘おう」

呼びかけに収容所の中から指笛と喚声が

 改悪入管法の2019年4月実施を阻止しよう! 改憲・戦争をとめよう! 12月23日(日)、外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会と全国労組交流センターの呼びかけのもと、東京都品川区にある東京入管を包囲するデモが100人の結集で闘われた。10年~17年の8年間で174人もの外国人技能実習生が死亡している。「現代の奴隷制度」「現代の徴用工」と国際的非難を浴びているこの外国人技能実習制度をベースにし、5年を上限に家族の帯同も認めずにひたすら働かせる改悪入管法は粉砕あるのみだ。18年10月3日現在、日本全国の入管収容施設に1411人、うち東京入管には525人が収容されている。その半数以上が半年を超える長期収容であり、さらに長い超長期の被収容者が増え続けている。収容所では、早期解放と医療、食事などの人間として当然の処遇を求めるハンストなどの実力の闘いが繰り広げられている。怒りのこぶしを突き上げるデモ隊に、収容所の中からは指笛と喚声が返ってきた。震えるような感動の中で、「もっと大きな闘いを」と19年の決意を固めた。

*下の写真で、奥のビルが品川にある東京入管収容所。525人(18年10月3日現在)が収容されている。

国際連帯共同行動研究所

新たな労働者の「インターナショナル」の建設を目指す研究所です。