第10号(P.2~3)フランス全土で立ち上がる学生

メーデーの5月1日に決起した学生のパリ市内デモ。先頭の横断幕は「大学生と高校生は、マクロンの攻撃に対して労働者とともにたたかうぞ」という闘争宣言。

 フランス各地の大学から結集した数千人の学生の隊列が、それぞれにプラカードなどを掲げて後ろに続いている。

 3月22~23日の大学占拠に対する当局の襲撃に抗議し、南仏モンペリエ大学で学生大会が開催された。

 マクロン改革に反対し、「鉄道労働者と学生は一体だ。公共部門と教育の民営化反対」と訴えてデモに立ち上がった。

 4月3日、「学生と労働者は街に出て、デモをやろう! ゼネストへ総決起のときだ」という横断幕を掲げてデモに決起した学生たちが、パリ地下鉄の地上部分のガード下を通過している。先頭に立っているのは、大学占拠中のパリ・ソルボンヌ大学トルビアック校の学生たちだ。

国際連帯共同行動研究所

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