第7号(P.1)シンディー・シーハンさん来日決定

 イラク戦争で息子を失い、アメリカ帝国主義の戦争政策と闘い続けてきた活動家であるシンディー・シーハンさんが、今年の8月5日広島で開催する国際反戦集会(8㌻に関連記事)に参加されることが確定しました! 「反戦の母」シーハンさんは、2015年にも来日し、8・6ヒロシマ大行動―沖縄での行動をともに闘った仲間でもあります。彼女はまた、「9条改憲発議絶対反対! 朝鮮戦争とめよう!」を掲げて行われる「3・25大行進 in HIBIYA」にも賛同しています。

 ここでは、婦人民主クラブ全国協議会が主催する3・4国際婦人デー集会にシーハンさんが寄せたメッセージを紹介します。

 同志のみなさん

 婦人民主クラブ全国協議会の呼びかけにあるように、国際婦人デーには、「平和」を求める女性たちの1世紀に及ぶ伝統があります。

 第1次世界大戦の前夜、全世界で女性たちが破滅的な戦争を阻止するためにデモをしましたが、誰もそれを聞き入れませんでした。国際婦人デーは、その出発点から戦争反対の闘いの最前線に立ってきました。帝国主義者はわれわれの要求を聞かず、世界を犠牲にしてきました。

 私は、核兵器廃絶の要求に心から賛同し共に闘います。核兵器は、地球上の生命の存続を脅かすものであり、「目標を限定した」核攻撃などというものはありえません。それは福島第一原発の崩壊を経験した日本のみなさんがよくご存じのとおりです。

 私は、安倍とトランプを打倒する呼びかけにも賛同し共に闘います。そして、彼らのようなモンスターを生み出した資本主義、帝国主義そのものを終わらせるために活動します。

 日本の8月の闘いに私自身が参加し、みなさんの重要な目的の達成に貢献できることを期待しています。

 国際連帯と永続的平和のあいさつを送ります。

 シンディー・シーハン

国際連帯共同行動研究所

新たな労働者の「インターナショナル」の建設を目指す研究所です。