第6号(P.8)Photo News 清掃・警備労働者の雇止めに延世大学から反乱
韓国・ソウルの延世大学で1月16日、公共運輸労組ソギョン支部に所属する清掃労働者約100人が、雇い止めによる大量解雇に反対して大学本館での籠城闘争に突入した。延世大学資本は、今年からの最低賃金引き上げにより増大するコスト削減などを口実として、昨年末で定年退職した清掃・警備労働者の欠員を、3時間の超短期パートタイム労働者に置き換えた。これに伴い、それまで働いてきた労働者の雇い止めが強行されている。ろうそく革命のひとつの成果としてかちとった最低賃金引き上げを無力化しようとする姑息な攻撃だ。
翌17日には大学キャンパスで決意大会が開催された。この集会に参加した学生は「今回の清掃・警備労働者の闘いは、私たちの社会の99%の労働者を代弁する闘いです」「卑怯な攻撃に対して労学連帯で立ち向かい、必ずや人間らしく働く権利をかちとって大量解雇を食い止めましょう」と述べた。さらに、同様の攻撃と闘う弘益大学の労働者も連帯発言に立った。
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